2022年度 研究部公開シンポジウム

「成城学園初等学校の現在とエージェンシーの教育―学校改革の未来―」

1917(大正6)年、沢柳政太郎によって創設された成城学園初等学校は、日本の新教育を牽引する存在でした。創設趣意書には、「わが校の希望・理想」として、4つのことが掲げられています。「1. 個性尊重の教育 付能率の高き教育  2. 自然と親しむ教育 付剛健不撓の教育  3. 心情の教育 付鑑賞の教育  4. 科学的研究を基礎とする教育」、この4つは、今も大事にされている「希望理想」です。現代の「変化が激しく、あらゆるものを取り巻く環境が不確実で複雑性が増し、想定外のものが発生する予測困難な時代」のなかで、教育はどの様な展望を持てばよいのでしょうか。子どもたちにどのような力をつければよいのでしょうか。

このような時代において、2014年からスタートした成城学園初等学校「100年プランカリキュラム」では、どのような改革が進められているのでしょうか。成城学園初等学校の教育改革から学び、考えていきたいと思います。

2023年1月27日(金)、新教育研究を行い100年が過ぎた世界新教育学会では、対面+オンラインで、下記の通り研究部公開シンポジウムを開催いたします。ご関心をおもちの皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

● 日時:2023年1月27日(金)17:30 – 19:30

● 場所:清泉女子大学 226教室 アクセス:https://www.seisen-u.ac.jp/access/

対面とオンラインの併用

● 参加費:無料

● 主催:

・世界新教育学会 研究部

(研究部事務局:〒227-0033 横浜市青葉区鴨志田町1204 横浜美術大学 教職課程 冨澤美千子研究室)

・科学研究費・基盤研究(C)「野村芳兵衛の新教育思想と生活教育を基盤にした学校カリキュラム構成の実証的

研究」(研究代表者:冨澤美千子、課題番号:20K02467)

 

●  プログラム(敬称略)

17:30-17:40 松井 ケティ(清泉女子大学)挨拶

17:40-17:45 冨澤 美千子(横浜美術大学)研究会の趣旨説明

 

《基調講演》17:45 – 18:25

成城学園初等学校 古野 博 「成城学園初等学校の教育実践」

《フォーラム》18:25 – 19:25

コメンテーター

山住 勝広(関西大学)

白數 哲久(昭和女子大学)

伊藤 大輔(秋田県立大学)

冨澤 美千子(横浜美術大学)

 

19:25– 19:30  松井 ケティ(清泉女子大学) 終わりの挨拶

 

● 研究情報交流会を20:00から行います。

 

● 参加申し込み

研究部公開シンポジウムおよび研究情報交流会の参加申し込みは、

Peatix(http://ptix.at/DHnomi)にて申し込みを受け付けています。

メールの場合は、下記までご連絡願います。

冨澤美千子(m-tomizawa@yokohama-art.ac.jp)

件名に「研究部公開シンポジウム申し込み」とご記入願います。


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